10年の社会人生活を振り返ってみる。

2012/09/16 - 19:01
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僕が社会人になったのが2002年の4月。職を離れたのが今年(2012年)の7月なので丸10年社会人生活を送ったことになります。

日本に戻ってからだとゆっくり振り返る時間を持ち損なってしまいそうなので、今のうちにその10年を軽く振り返ってみようと思います。

10年の間に在籍した会社は2社。最初に入った会社には3年ちょっと、次に入った会社には7年在籍しました。

10年を色んな軸で振り返ることができるのですが、自分として最も重要だと思う軸が「自我の有無」という軸です。

ここで言う自我が無い状態というのは自分としてやりたいことが持てておらずそれを会社に委ねていた状態。自我がある状態というのは会社とは関係無しに自分がやりたいことを持てている状態です。

ざっくり分けると最初の7年は自我が無かった状態。2年の思考期間を経て、最後の1年が自我が持てている状態です。

最初の7年は自分としてやりたいことが自分自身で分かっておらず、何をするかを完全に会社に依存させていた時期でした。もちろん何かの機会(採用面接など)に自分がやりたいことを主張する機会はしばしばあり、その時には自分はこれこれがやりたいですと言ってはいたのですが、それは今自分の目の前にある選択肢の中からやりたいと思うことを選んでしゃべっているだけで、自分の中から出てきた本来やりたいことではありませんでした。

じゃあその当時、自分として不幸であったかというとそうではなく逆に充実感を感じていました。自我が無いがために結果として自分の目の前にあるのは会社としてやるべきことのみ。それに取り組みさえすれば良いという状態なのでむしろ迷いなく働いていました。残業もあまり苦にせず積極的にやっていた時期。

会社から見ても扱いやすい存在だったかもしれません。基本的には会社の方向性には逆らわずに従順に行動していたので。もちろん能力面でのできる/できないはあり、迷惑かけたことは多々ありますが。

この状態がずっと続けばそれはそれで幸せだったのかもしれませんが、そうはいかず。

状況が変わリ始めたのが社会人生活7年目を迎えたあたり。この頃から会社としてやるべきことに対し、会社の理屈としては分かるんだけど個人として納得というか共感できないということが多々発生するようになりました。自我の芽生えです。

ただ、違和感は感じるものの自身としての軸というか信念を持てていないので、じゃあどうすればいいのか分からない状態。結果右往左往する時期が続きます。

ホントに迷走という言葉がぴったりで、何かを変えようとおかしなことを試してみたり、色んな人・モノに流されたりという日々。周りに一番迷惑かけた時期だと思います。すいません。。

こりゃあイカンなと思い、この頃から自分としての信念は何かを真剣に思索し始めます。

それが最終的に「自由・自然・多様性」という個人的な信条に結実するのですが、この原型がほぼ固まるまで要した期間がおよそ2年。この期間は正直キツかったです。暗闇の中でどこに足場があるか分からない状態で、それでも色々と踏んづけてみないといけないような感じで。これまで自分と真正面から向きあうことを避けてきたツケですね。

ただ、そうこうするうちに徐々に自分の信念が見えてきてからは気持ちが本当に楽になりました。日々の活動で何か違和感を感じても、それに対して自分なりの答えというか見解を明確に持てるようになったので。

でもって、その信念に基いて今後自分がどうありたいかを考えた結果、会社を離れようと決めたのが社会人生活9年目。その1年後に会社を離れ今に至ります。

この10年を個人的な観点でまとめると個人の信念の重要性・必要性に気づき、それを見出すことに費やした10年ということになります。その中で様々な経験の機会を与えてくれた在籍2社には本当に感謝しています。特に2社目では極めて多くの職種を経験させてもらったので、その中で色んな人の考え方や、組織の中で働く様々な力学を体感することができました。

それらの体験が今後の僕の財産になることは間違いありません。

というのが社会人生活10年の振り返りです。

自我の有無以外の軸で振り返ってみても面白そうだけど、それはまた気が向いた時に。

では。

 

 

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