No pain, No gainという思考停止の言葉

2013/10/30 - 08:50
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Scissors

最近 No pain, No gain という言葉を疑っています。

「価値あるもの(Gain)に、痛み(Pain)はつきものだ」「痛みを伴ってこそ、価値あるものは手に入る」的な意味のこの言葉。

結論から言えば、僕はこの言葉は思考停止の言葉だと判断しました。

この言葉は確かに物事のある一面は示しています。

価値あるものを手に入れるにはある程度の労力が必要になる、この点に異論はありません。

ただ、その労力がPainである必要はない。

多くの場合、Painの対価としてのGainが確実に得られるという保証はありません。Painの先にGainが無かったら痛かっただけ損で、Painに耐えた時間に価値を見出すのは難しいです。

それよりはFun(楽しみ)によってGainを得たいと思う方が自然ですし、よしんばその先にGainが無かったとしても楽しかったのであれば、それはそれでOKです。

価値あるものを手に入れるための手段をPain一択にしてしまうのは思考停止であって、FunによってGainを得る方法を探す方がより自然だし生産的であるというのが僕の結論です。

ただ、そのためには自分が何をFunだと思うかという点について、自分でしっかりと把握しておく必要はあると思います。そうでなければ、Gainを得る手段としては一般的なPainに頼るしかなくなりますので。

周囲にとってはPainだけど自分にとってはFunだったりするものが見つかれば最高ですね。競合も少なく、希少価値でるので。

 

ちなみにこの言葉、最初に聞いたのが新卒で入った会社の入社式での訓示。当時は深く考えもせず「いいこと言うな〜、このおっちゃん」と感銘を受けていました。

右も左も分からぬ新入社員にとりあえず仕事に集中させるには、効果的な言葉だった模様。その点ではナイスチョイス。

それから11年。全く別の解釈をするようになったのは成長したのか、ひねくれたのか(笑)

では。

 

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