ぶれない男 落合博満

2012/01/17 - 00:06
LINEで送る
email this
Pocket

大好きです、落合。言わずとしれた前中日ドラゴンズ監督。監督を務めた8年間でリーグ優勝4回、日本一1回という凄まじい結果を残した押しも押されぬ名監督で、僕が今一番「生き様」をお手本にしたい人です。

なにが凄いかって自分としての価値観の軸がはっきりしていて決してぶれないところです。彼の監督としての軸は「チームを優勝させること」。彼の行動の全てはそこへ繋がっています。

しかしその落合、稀代の嫌われ者の一面も持っています。無愛想ゆえにマスコミに嫌われ、客を呼べないと球団社長に嫌われ、WBCに選手を派遣しないと(一部)野球ファンに嫌われています。

ただ、それはチームの優勝を最優先に考えている落合にとってはごく当たり前のことです。戦いを有利に進めるために選手のコンディションを隠せばマスコミには無愛想と思われるでしょう。選手を試合に集中させればさせるほど(表面的な)ファンサービスはおろそかになるでしょう(落合に言わせれば勝つことが最大のファンサービスですが)。選手に不要の怪我をさせないためには、WBCに無理に参加させないのが一番です。全部落合にとっては「ごく当然の行動」です。でも彼と違う軸で物事を考える人からは嫌われます。

落合とその周りのどちらが正しいというものではないです。それぞれがそれぞれに自分の軸にこだわれば相入れない部分が出てくるのは仕方が無いことです。

ただ、そんな中でも絶対に軸をぶらさない落合の生き様に憧れます。

先のエントリーで「多様性の世界」について書きました。多様性の世界で重要なのは「自分の軸」を持っていることです。極端な話、多様性の世界では自分の軸を持たない人は何者でもありません。自分の軸を明確に持ってこそ、多様性の世界で輝けるのです。

そんな落合のようにぶれない軸を持って生きていきたいです。

その落合、監督業から退いてしまってとっても残念です。早くどっかのチームの監督として復帰することを切に願う。

p.s.
落合の最新刊「采配」はイマイチだった。確かに落合の考え方は多々紹介されてるんだけど、内容がビジネスマンに迎合し過ぎっ。もっと野球の話に特化した濃いーい話が読みたかった。

LINEで送る
email this
Pocket